いつもでしたら、15mmの構造用合板の補強板ですが、この工法はアルミ板を補強板としてます。 もちろんどのメーカーも弊社は垂木固定しています。
このように、水が流れない部分(山の頂点)に穴をあけます。
うらに、防水テープを張ってシーリングにて防水し、金具を取り付けます。
後はいつもどおり、架台をとりつけていきます。
パネルを取り付けて、発電所の完成となります。
3.2kwkW
瓦屋根(セラ・マウント)
南 西2面設置
3000kWh
25%
150,000円
今回は、施工方法を紹介させていただきます。
基本的に北陸は雪国なので、太陽光発電システムを設置するにあたって雪の心配がついて回ります。
・・・・・当たり前ですが --;
まず、落雪の問題
太陽光パネルは強化ガラスで覆われているので、とても雪が滑ります。(力一杯;)
当然屋根から雪が落ちます。 落とすスペースがあるお宅なら問題ありませんが、一晩で30cm降
ると、次の日に凄い勢いで落ちてきますので、軒下に行かないなどの注意が必要です。
自分の敷地内なら良いですが、お隣さんの敷地に雪が落ちてしまい(パネルを設置すると雪の落下
距離が伸びます・・・・) 後付の雪止めを設置したり、パネルの撤去など色々問題になっています。
パネル設計段階でよく考えなければいけません。
次に施工の問題
太陽光パネルは各メーカーごとに積雪基準があります。 基本的に北陸は強化積雪工法(架台の
支持点数が多い) となります。
シャープだと1m60cm 三菱だと1m50cm 京セラ パナソニック サンヨー サニックスなどは1m
平地で1m超えることはまずありませんから、大丈夫です。(今年は例外ですが)
太陽光パネルを取り付けるにあたり、瓦屋根でお勧めなのは 支持瓦工法です。
瓦自体をアルミ製の瓦に交換し、架台を取り付けるという方法です。 (施工事例に掲載)
しかし、瓦の種類が限られているので瓦によってはできない時があります。
他にも支持金具工法という方法があるのですが、金具の下の瓦に負荷がかかり、、瓦が割れてし
まう為、お勧めできません。
そこで、屋根材(瓦)に負荷をかけない
タイトルのH支持金具工法(アンカー工法)を紹介したいと思います。
今のところ、シャープ サンヨー パナソニックの3社が採用しています。
支持瓦が使用不可能の場合お勧めします。
瓦に穴をあけるのは弊社も最初は全否定でしたが、支持金具工法で後に瓦を破損させるのに比べ
ると断然良いと判断し、また瓦の山の頂点に穴をあけるのであれば、雨は入らないということで、提
案させていただいております。